10480

半同棲していた大好きな、大好きな彼が自死で居なくなってしまいました。
当たり前に明日があったのに。
助けてあげられなくてごめんね。

死にたくなんてなかった

そう私は思ってる。


彼は死にたくなんてなかった。


本当に普通の生活をしてた。


過去に鬱があったとかもなくて。


誰よりも元気で、笑顔で。


当たり前に明日があった。


次のオリンピックの頃には子供がいるかもね。


なんて話をしてくれた。


最後に私と別れてから、Suicaを買ってるね。

私が持ってない事馬鹿にしたことがあって。

コンビニとかでも使えるから便利だよ。

そんな話をした。

だから、ちょうど駅に来たし買って帰ろう!そうやってバイバイした。


ねえ。

なんでなの?

使う予定だったでしょ?


一緒に使おうよ!

またコンビニでご飯買おうよ!


明日は仕事終わったらご飯行こうね。

約束したのに。


なのに、なんで。


彼が居なくなった直後にみんなから言われた言葉。


今救えても、きっとまた同じ事になる。

一生一人にさせないなんて無理だった。

だから自分を責めないで。


みんな言った。

そうやって慰めてくれた。


だけど。

そんなの誰が分かるの?


彼は死にたかったんじゃない。

だからもしかしたら。

あの日が乗り越えられたら、どうにかなったかもしれない。

私には彼を助けられた。

そこには自信を持っていたい。


絶対に。

絶対に私は彼を助けられた。


助けるっていう表現は違うかもしれないけど。


なのに。

私は。

バカだから。

思いやりもなくて。


こんな事に。


大好きなのに。

こんなに好きなのに。


寂しかったね。

早く会いたいね。

×

非ログインユーザーとして返信する